勝手に消すよ問題

Kindleのリモート書籍削除はもうやらない(※ただし4種の例外あり)

Kindleで購入した書籍を米アマゾンがユーザーに無断でリモート削除した事件は、高校生から訴えられるなど反発と議論を呼び、アマゾンが全面謝罪とデータ復旧を行うという結末になりました。件の裁判も同社が15万ドルを支払うことで和解。

〜<中略>〜

「米国内で端末から購入され、利用されているコンテンツについて、アマゾンはリモートから削除も変更も行わない」。なるほど、簡潔です。ただしまだ終わりではありません。続きには「ただし、以下の場合をのぞく」と4種の例外が記されています。

  • ユーザが削除や変更に同意したとき
  • ユーザが払い戻しを請求したり、支払いができなかったとき(クレジットカード会社が支払いを拒否したときなど)
  • 裁判所、あるいは監督機関が削除や変更を要求したとき
  • 利用者、端末、端末が利用するネットワークを守るために削除や変更が合理的に求められるとき(端末内に悪意のあるコードがダウンロードされたときなど)

リモートで削除できるということが明白になった問題。
ある種の開き直りに近い気がするが、日本で同様のことが起こったらどう反応があるのだろう。案外スルーのような。