イナゴの一分

どせいたんさき。 | イナゴのつぶやき ? 炎上・祭りとその是非について

なかなか面白い内容だったのでチェック。
イナゴというのはもちろんネットイナゴのことなんだけど、ネットイナゴという言葉には嫌悪感を感じていたところだ。暴走族と言う言葉を珍走団と呼ぶようにしよう、なんて(局地的に)言われたことがあってけど、あれと同じでネットイナゴという言葉で「なんかかっこわるい」と印象づけようとしている気がする。
確かに「祭り」や「炎上」など、ネット上での見えざる不特定多数のサイバー暴力というものが深刻化している。だが、以前にも書いたけど「祭り」「炎上」にはもっともな理由があり、もっともな理由によって簡単に鎮火してしまうものだ。つまり、もっともな理由を理解できる常識的な個人が中心であり、集団化することで熱狂的に見えるものの実は冷静にモニターを見つめているものだったりする・・・と思う。

件の記事は、ある意味画期的な内容で「祭り」「炎上」の現場にいた人物の告白だ。
案外と冷静に状況を見ているようで、「炎上」に参加する自分を別視点から冷静に見て行動できる常識的な判断を感じ取れる。
思考が停止しているとあるが、実際にはどうだろう。「炎上」を抑えようとする側に対する共感をイナゴと呼ぶのなら、世の中はイナゴだらけだと思うのだが。