ネット一般化元年かもね

インターネットメディアとWebマーケティングの可能性

だうやら今年のIT業界の話題は、案外意外なほど当たり前のものだったかもしれない。
1位がWeb2.0
これはやっぱりというか、いまさらというか(でも、盛り上がったのは今年の春先ごろだっけ?)すでにWeb2.0という言葉が空気化するほど浸透しすぎているので、話題というよりほとんど全てのWEBを物語ってしまえるほど。
2位はYouTubeで、そういえばそうだよなぁと思いながらも、やっぱり急速に日常化しているので驚きは少ない。ほとんどネットに無縁な人でも知っているほど有名になっているし。
そしてmixiが3位。
これはIT業界というより、国民的に知られたサービスで・・・ほとんど上場によるものだけど、とにかく急速に市民権を得たサービスだ。
ここまで見て、この3つはすでにIT業界、もしくはネットに精通したアレな世界の住人のものではなく普通の人々に知られた存在であること。
Web2.0は普通に週刊誌に出てくる言葉だし、YouTubeも話題に登りやすい。またmixiにいたっては、知識の無さによる弊害が出るほど一般化してしまった(個人情報だだ漏れなんて、考えられない程怖いよ)
けっしてIT業界が閉鎖的とは思わないし、アレな方々が非日常とは思わないけど、少し前までクローズに近かった一部のユーザー層がいつのまにやら広大な裾野の広がりを見せているようで、WEBサービスが空気か水のようにありふれたものになったのだとつくづく感じた。
ランキングのなかで、一般化されていない言葉を上げるなら、たぶんロングテール(今年?すでに古いのでは)かバイラルくらいではないだろうか。

ところで毎年流行語大賞なんてものがあるけど、あれはだいたい「あぁ、そんな言葉があったねぇ。あれって今年?1年が経つのも早いねぇ」などと言う会話をするためだけに存在していると思う。つまり、急速に消費されてしまった言葉の供養のようなものだけど、IT業界で流行語大賞なんてやったらどうなるんだろう。一時的に流行っていつのまにか消えた言葉とか探すと面白いかもしれない。少なくとも上記の言葉は来年も話題になるだろうから、流行語として消えることはないだろう。