ネット広告は無駄?そうでもない?無視はされているらしいが・・・

調査報告:インターネット広告は63%の人に無視されている

プログラムを使って広告を排除していない人であっても、結局のところ63%の人が広告など見ていないという調査結果が発表された。また、テレビ、ラジオ、そして新聞広告と比べたとき、インターネット広告が最も無視されやすいという結果も出ているらしい。

調査を行ったのはAdweek Media/Harris Interactiveで、対象としたのは成人のアメリカ人2,100名だ。回答者の10人に6人以上が、インターネット広告はほとんど無視していると回答している。どういうタイプの広告をとくに無視しているのかという問いに対しては、5人に2人(43%)がバナー広告をみないと回答し、5人に1人(20%)が検索エンジン広告を見ていないと回答している。

(一方でアメリカ国内の広告売上は史上最高を記録している)

他メディアとの間で広告無視率を比較してみると、テレビが14%、ラジオが7%、そして新聞広告が6%ということになっている。

もちろんそうしたメディアで広告を無視するのはインターネット広告を無視するよりも若干難しいという側面もある。ただここではそうした話には深入りしないことにする。

結局のところ、掲載されている広告をきちんと見ていると回答したアメリカ人は9%に過ぎない。

そういいながらもテレビやラジオは受動的に視聴するので無視はしにくいだろう。
とはいえ頭に残っているか?疑問だけど。
ネット広告は能動的に受け取るわけで、選別ができる環境だから無視もされやすい。
だが、広告効果と考えれば判断しにくいよね。