著作権世界のガラパゴス化に一直線?

著作権改正法案が衆議院で可決、「ダウンロード違法化」など - スラッシュドット・ジャパン

衆議院で 12 日、著作権法改正法案が全会一致で可決された。法案は今後、参議院で審議される (INTERNET Watch の記事、衆議院の議案資料より) 。

改正法案の内容は、昨年 12 月のストーリーの通り、違法配信されている音楽・映像を違法と知りつつダウンロードする行為を禁止する「ダウンロード違法化」の措置が盛り込まれた。違反者に対する罰則は設けられていない。海賊版 DVD などを違法複製物であると知りつつネットオークションなどに出品する行為が禁止され、違反した場合の罰則 (5 年以下の懲役もくしは 500 万円以下の罰金または併科) も設けられた。

著作物利用円滑化に向けた措置として、ストリーミング配信におけるキャッシュや、検索エンジンが行うコンテンツの複製などについて、必要と認められる限度においては、権利者の許諾を必要としないことを明文化。国会図書館における所蔵資料の電子化や、ネット販売に伴う美術品などの画像掲載、情報解析研究のための複製、障害者向けの録音図書や映像に対する字幕・手話の付加などについても、権利者の許諾なしに行える規定などを設けている。

〜<中略>〜

過去の著作権分科会で主婦連合会常任委員の河村真紀子氏が、「自家用車で聞くために、消費者はもう1枚同じCDを買うのか」と疑問を投げかけたことを取り上げ、「当然だと思う」と説明した。「家にあるコーヒーを車で飲みたければ、持ち出すか外で買えば良いのと同じ。車で聞きたければ CD を持って行くか、それがいやならもう 1 枚買えば良い。

大丈夫か?日本。