林檎アプリ屋繁盛記

AppStoreダウンロード10億へ、累計上位20も発表 | WIRED VISION

開設から9ヵ月しか経っていないにもかかわらず、米Apple社の『App Store』は携帯電話用ソフトウェア業界に大変革をもたらした。7月にわずか500のアプリケーションで始まった同サイトは急成長し、最近では3万を超えるアプリケーションをダウンロードできるようになった。

〜<中略>〜

App Store上で幸運と巧みなマーケティングを組み合わせることにより、開発者たちはトップの座に上り詰めることができるようになった。無料アプリの上位に入ったリズム・ゲーム『Tap Tap Revenge』(日本語版記事)は、音楽の新しい流通経路(日本語版記事)を独自に切り開いた。このアプリで、アーティストたちは自分の音楽を宣伝し、発表の機会を得ることができる。

なぜここまでApp Storeが成功したか?は正直ピンとこない。
日本にいると海外の縁のない出来事のように思えてくる。
それは日本のモバイル環境の違い、というより考え方の相違かもしれないが、ともかく特殊としか言えないことが関係する。
これがiモード向けのアプリだとして、これほどのダウンロード数を稼げるか?PCであっても可能だろうか?
App Storeの勝因はオープンとなったチャネルと開発しやすいプラットホームにあるのかもしれない。だが逆に日本的なクローズ型のモバイルのチャネルを考えると、成功することは約束されていたように思う。なにしろ日本でモバイルビジネスをおこそうとした場合、その煩雑な仕様と窮屈な制約、そしてユーザーの反応の薄さにがっかりすることもしばしだ。しっかりとビジネスが成り立つ環境作り、そこがApp Storeにはあったと思うのだがね。