MSのコレは流行らんだろうin2009

マイクロソフト、新方式の2次元バーコードを発表 - Technobahn

今回、発表されたマイクロソフト・タグは日本で一般的なデンソーが開発したQRコードや欧米で一般的なデータ・マトリックス・コード(Data Mtrix Code)のように2値(白黒のピクセル)を使ったものでは4色の単純な三角形を並べたもので、認識し易い三角形の形状と4色のカラーを組み合わせることによりQRコードやデータ・マトリックス・コードよりも小さな面積で同じ情報量を保持すると同時に、高い読み取り性能を持たせることを可能としたものとなる。

技術的に優れているとか、そうでないとかいう話は置いておいて。
ちょっとコレは流行らないであろう。間違いなく。
というのも、すでにQRコードなりの技術が普及していること。
またこれからリーダー機能を普及させるにはモバイルとの連動しかなく、それが今後のwindowsベースのモバイルOSの普及という競走の激しい市場で活かせるとは思えないこと。
あと重要なのは「カラー」であること。つまりQRコードなりの単色に情報を埋め込むことで利用シーンやコスト削減が出来ている現状で、色をしてしなくてはいけないのはどうかと。デザイン的に制約をうけ、コストも上がるのでは使いたいと考える企業も少なかろう。
それでもゴリ押しで使わせるMSのやり方も予想できるのだけど、類似した技術が乱立し、また消えていくものも多数ある分野ではMSブランドの技術のありがたみは感じない。

まぁ大切なのは技術を持つことなので、結果を出したことは良いよね。