結局のところ広告ってなんだっけ?

広告概念の崩壊 | WIRED VISION

広告経済が商品経済をとりこんだものというか、ふたつが融合し始めている。REVShareや、次回とりあげるドロップシッピングのような物販に限りなく近い「広告」──なのかどうかももはやはっきりしない物販と密接に結びつきつつある仕組み──を、もしまだ広告と呼ぶとしたら、広告の経済規模は、これまでとは比較にならないものになる。
 商品経済をも含み始めた広告は、GNP比1パーセント台のマイナーな市場ではもはやなくなり、経済構造全体を大きく揺り動かす存在になっていくにちがいない。

まぁ、それを言ってしまうと話はややこしくなるのだけど。
広告が表に出てきたのは、なにやら経済の発展にそってだと思う。もちろん太古より広告はあるのだけれど、メディアと融合した広告ビジネスは、少々表舞台に出過ぎたのだ。
本来の広告にせよマーケティングにせよは裏舞台を支える役割だった。例えばCMひとつを取っても、ある商品を印象づけるものか印象ある映像に商品がぶら下がるのか?疑問に思うモノも少なくない。つまり皿が豪華で料理が引き立たないのでは何を食らっているのか分からん状態なわけで、広告の行き過ぎた結果にすぎない。
そこにきて物販との垣根が薄れてきたとすると、ますます何が料理か分からん状態なわけで。それはすでに広告ではなくて・・・まぁ、広告も変貌していると見るかな。