やっぱりfelicaはダメじゃん

Kaimonotai Blog > Blog Archive > お財布ケータイ、めちゃくちゃになっちゃうかも?

そろそろかなぁ〜と思っていたら、やはりハッキングされましたよ。

オイスターカードはロンドンのバスとか地下鉄とか乗るときに使うICチップ入りカード。日本で言うパスモとかスイカ見たいな物。香港でいえばオクトパスカードですね。まぁ、していえば、お財布ケータイ / PASMO / Suica のカードがハッキングされて一部解析されたってこと

felica、つまり非接触型のICカードの場合は安全性に疑問がありつつも、普及させたい一部の方々により何も考えずに広まってしまった。
たしかに便利なところもあるし、使ってみれば良いものかもしれない。しかし、こと金銭を扱うには不用心すぎる代物。
極端なお話をすれば、felica対応の自販機からセンサー部分を取り外して少し外見を変えてしまえば、町中を歩くだけで小銭がじゃらじゃらなんてことも可能だ。
まるでU字磁石を紐でぶら下げて、砂場を歩くようなもの。

今まではfelicaの普及が遅々として進んでいないがために、それほどの問題は生まれてこなかった。また、これからも思うほどに普及は進まないと思う。
だってチャージは面倒だし、首都圏以外では鉄道でもまともに使えない。クレジットカードと連動させなければ、満足に買い物もできない。
さらに買い物をしたって、それほどお得感はない。
コンビニでシャリ〜ンなんて音を立てて買い物したいかい?携帯についてるとして、落としたらどうすんの?小銭を持ち歩かなくてもいいといいながらも、無制限にお金が使えるほど裕福な人がそんなに多いか。
つまりfelicaは必要か?っていうと、なくても困らないしと思う人が大多数であろう。

しかしある業界ではfelica型のビジネスにご執心だ。
なぜか?金の流れを牛耳れるからだ。
世の中を流れているお金の流れの途中にパイプを作る。別にお金が通るだけで良い。
すぐに消えるお金であっても十分。絶えず流れていれば、それが金を生む。
だが、そこに金を流すリスクは誰も語らない。
そこに穴が空けられても、誰がそれを保証する?
クレジットカードは不正使用に保険がかけられる。しかしfelicaは不正使用が証明できるだろうか?ちょっと触っただけで、お金が漏れてしまうのだから。

さて、技術論はどうでもいい。
それはいたちごっこだ。
それよりfelica型のビジネスの是非を問うべきかもしれない。