空いてるところには広告を入れたいものだが

GNJ_G頑張ろう、Nニッポンの、J人材!:トヨタの広告入り自動車。つまりアド割?カッコわりィ? - livedoor Blog(ブログ)

たぶん実験的とあるわけだから、実験のまま終わる可能性がほぼ100%なわけで。
最近の若者の車離れが深刻らしくて、もっとも車離れというよりも車に手が出せないほど不景気なのだと思うが、なにしろ今まで肥大し続けた世界企業でも車が売れないっていうんで、ヤバさを感じているのだね。

「最近、若者が車を買わないねぇ」
「金がないからじゃないの?」
「でも、値引きすると儲かんないじゃん」
「じゃあさ、広告減らす?」
「それじゃ意味ないじゃん・・・まてよ、若者に値引き分で広告させればいいじゃんか」
「値引き分で広告?・・・それってブログみたいな感じか?」
「そう!お金がなくても買えるし、広告費の補填は出稿企業からもらって。メーカーは損なし」

そんな発想だったかは調べようがないけれど、大きな部分が欠落している。

若者が買わないのは金の問題も大きいのだが、車を持つモチベーションの問題も大きいわけで。
世の中はエコだかエロだかが叛乱しているのであって、車を買ってもガソリン代が高いだの、二酸化炭素がどーこーだの空ぶかしがあーだのとうるさいことこのうえない。
その昔といえば、車を持つ理由なんてのは女の子とドライブに行きたいがためだけでしかなく、深夜になったらあんなだのこんなだのとそーゆーことが根底にあったのだよ。かっこいいの代名詞が「車をもっている」でそれがおんぼろでも、あれば「遊びに行ける」→「あんなこと、こんなこと」がストレートだったのだよ。

しかし、今ではコミュニケーションは携帯やメールが補ってくれて、逆に会うことのわずらわしさを感じるほどヘタレて来ているとしたら、車が高いという理由よりも、別の理由で車が売れないのかもしれないよね。
まずは車がカッコイイに戻ること、そのうえで若者の必需品になること。値段じゃないのよね。

ただし、車に広告を入れることは悪いことじゃない。
外国のイカした会社のシールとか、喜んで貼るじゃないの。
かっこ良ければ広告ぐらい、全然悪くない。
でもね、あからさまは野暮だよ。
いかにも「広告いれて値引きしてもろうてん」などとダサイことしたいか?
もっと粋なやりかたは、ちょっと頭を使えばできるだろうにねぇ。