ドコモの超えられない壁

「ドコモにはプラダフォンがある」──山田新社長、iPhone販売は「あきらめていない」 - ITmedia News

う〜む。
これがドコモの限界なのだろう。

ソフトバンクモバイルからの国内販売が決まったiPhoneについて、「去年(初代が)発売された時はみな驚愕(きょうがく)したが、その後はタッチパネルを各社が採用してきている。ドコモ陣営にはプラダフォンがあるし、SH906iもあり、こうした端末で対抗していきたい」と話した。

ここだけ抽出すると、なんだか作為的な感じだけど。
本気で言っているわけでなく、立場上ギリギリなコメントと見ている。
まぁ逆を言うと、それだけiPhoneは業界的に重要な転換期をもたらしてくれそうだという証拠かもしれない。

ブランド一新とともに就任する山田社長が掲げるのは「変革とチャレンジ」。「お客様視点」の理解と徹底を社員に求め、「ドコモ宣言」の実行で“強いドコモ”を取り戻すのが新社長の使命だ。

〜<中略>〜

 サービス面では「インターネットのケータイ化」を打ち出す。動画の閲覧など、PCでできることをケータイでも行えるようにする方向で携帯電話のネット利用は進んできたが、携帯電話が持つ個人認証機能、GPS、リアルタイム性をインターネットに持ち込み、ケータイの側からネットを進化させる──という構想だ。

 例えば東京・銀座の歩行者天国を歩いている時、その人が絵が好きなら「画廊で絵の個展が開かれている」などとプッシュ型で情報を配信するといったサービスだという。「たくさん飛んでくると迷惑メールになってしまうので、好みの情報をどれくらい送信するか、研究が必要だ」としている。

まったく新しい構想でもなんでもなく(まぁ株主総会で難しいことも言えんか)今さら感のあるコメントでは、今後に期待するのは難しいのかもしれない。
少なくともロゴマークを変えた理由がよくわからんまま、今に至っているところからしてどうかと。