ネットにデザインは不要らしい

japan.internet.com Webビジネス - 売れないオンラインショップの条件

かれこれ10年近く前のこと、Web黎明期のオンラインショップ事情はいろいろとスゴい時代であった。
SSLなぞはまだまだ少数派、カード番号はFAXかメール。高いコストを使ってコンビニ決済が当時のあこがれである。
宅配業者と仲良くすることがコストダウンの近道で、プログラム導入は二の次。
そのころから「売れるオンラインショップ」はダサいデザインと、しつこいほどの文章の垂れ流し。商品の良さよりも、饒舌とも言いがたい素人文章が妙に親しみやすく、また購入欲を刺激されたものだ。

たしかに「売れる」ためにデザインは不要かもしれない。
シンプルで理解しやすいサイトは、ユーザーに優しすぎるため印象にも残らない。
あくのある店主のくどい話しかけのような未熟な文章の方が、より心に残るエグさがあるのかもしれない。
するとWebデザインってなんだろうね?