電脳複製人格のサービスが開始されてました
2007年7月ごろに、こんなエントリーをしました。
写真があれば動く (kiki-mimi/bg)
「モーションポートレートは、たった1枚の写真から自動的に3次元モデルを生成し、多彩な表情の顔アニメーションを自動的に作り出すことができる技術です。」だそうで、実際にどんなものかは見るとすぐ分かる。
写真だろうがアニメだろうがはたまた人間以外でも、こちらのお望み通りに反応してくれるインタラクティブなムービーを作成できる。
なんか、すげーよね。
で、見つけたこのサービス。
なぜ見つけたかはおいといて(w
こちらも人の顔を自由に操作できる。
マウスを合わせると、笑ったり怒ったり・・・おぉ、モーションポートレートがついにWebサービスを提供したか!
サイバークローン
ちなみにサンプルはこれだ!
あっちこっちを触ると、表情が変わる。
※ちなみに新垣結衣のファンではないぞ。かわいいけど。
動くねぇ、いいなぁ・・・と、なんか違うような・・・。
サイバークローン・・・会社はパラダイスリゾート株式会社・・・なぜ宅建免許?
いかにも不動産関連のような会社。
というわけで、どうやらモーションポートレートとは違う会社らしい。
技術もちょっと違う。
前者は1枚の写真から表情を自動でモデリングする技術だ。
こちらは、たぶん各表情の写真から自動で色情報を差分を描画しているらしい。つまりアニメの原画と動画の関係。
動きもなめらかで違和感もない。
どちらもスゴい技術なので、今後楽しいサービスを続けていただきたい。
驚き半分の、ちょっと残念な気持ち。
ふと思い出したが、先日某研究会で見た手話動画の自動生成プログラムというものがあった。
これは端末から文字を入力すると、リアルタイムに手話に自動翻訳(!)してくれるものだ。
ちょっと説明しにくいけど、手話は静止画を断続的に見せるのでは伝わらないものらしい。なめらかに動きが繋がることでやっと理解できる(手話って手の動きだけでは理解できないそうな。実は顔の表情が重要らしい)
そこで単発の動きの動画と間を埋める動画をリアルタイムで自動生成する技術だ。
ちょうどサイバークローンのものに近い。
こんなモジュールがオープンソース化されているのかしら。