結局SEOってなんなのさ

渡辺隆広のサーチエンジン情報館:ブログ - CNET Japan/グーグル、SEO"有料リンク"対策に新ポリシー - 販売サイト側へのペナルティ発動へ

もうさんざんSEOと言う言葉を聞かされた。
うちはSEOが得意なんです!などという台詞はうんざりするほど聞いているし、そんな話を聞かされたけど、どうなの?という相談も山のようにされる。結局SEOという言葉はマジックワードでしかなく、それがすべてといわんばかりの人たちをみるとげんなりだし、こいつらがネットの平和を乱してるんちゃう?と思ってしまう。
だが、それを世界でもっとも思っているのはgoogleだろう。

いろんな人のおすすめは絶対いいよね!
シンプルな考えから生まれたgoogleは、なんだか自分のしっぽを追いかけて回っている犬のような状態に陥りかけているのかもしれない。
強大になればなるほど被リンクの重要さが顕著になり、それによりリンクの販売が活発になる。
リンクの販売が行われれば検索結果がゆがめられるので、取り締まると余計に取引が活発になる。
こうなると、止めることはできまい。
googleは検索結果に民主主義を採用したことで、資本主義の呪縛から逃れることはできなかった。

yahoo!は、その点でシンプルだ。
検索結果はyahoo!の勝手でしょ!なわけだし。
100万円でyahoo!のトップにあげますよ〜なんて、アレな業者も最近では聞かなくなったけど、都市伝説程度の被害しかなかったものだ。

さて、こうなるとgoogle次の一手はなんだろう?
リンクを販売した業者を取り締まることが解決策ではない。
それはgoogle視点からの判断でしかないのだから、検索結果の公平性とは相反するものがある。
するとどうだろうか?
検索結果をさらにユーザーにゆだねてみては。
検索結果の公平性をユーザーの手で正していく。ペナルティはユーザー自らの手で行う。
googleとwikipedeiaの融合かもしれないけれど、案外みんなの言うことは正しいもんだよ(という幻想もあるから)