池の中のネット・・・いや,ネットの中の池かな

中国が米国の検索エンジンを「ジャック」?--ダライ・ラマ褒章への報復か:ニュース - CNET Japan

「中国国内から、あるいは中国のインターネットサービスプロバイダ(ISP)を利用して、GoogleやYahoo、Microsoft検索エンジンにアクセスしようとした多くのユーザーが、中国の検索エンジン「Baidu」(百度)にリダイレクトされた」というお話。
もっとも別のソースを見ると、すべてではないようで台湾からなどはちゃんとアクセスできるらしい。

さて、出来る出来ないかはおいといて。
他国のサイトにアクセスできなくなる現象を、どう考えるべきだろうか。
所詮は他人の国のお話で、国としてアクセスさせられないと考えるのなら致し方ないことだろう。
国の秩序を保つためには、はっきりとした態度で示す(それが情報操作であろうと)
ほめたことでもないけど、明確さという点では評価できるかもしれない。

グローバルに広がるネットの中に存在する、イデオロギーの枠にとらわれた一国だけの小さなネット。
池の中のなんとやら〜などと思えるかもしれないが、世界的に見てネットの世界はまだ小さいのだ。
ネットの中の小さな池から隣の鉄柵に囲まれた池を覗き見てみると、昨日の「初音ミクサーチエンジン八分問題」の余韻に気がついた。
案外とネットの世界では珍しくないのかもよ?