WIRED VISION / yomoyomoの「情報共有の未来」 / Web 2.0は我々の文化を殺すのか?(その2)

「インターネットは破壊的な技術であり、さらに言えば、それは我々に変化を強いるという意味で破壊的なのです。既存のビジネスモデルは、別にそれが普遍的に合理的だから成立していたわけではなく、ルールが変われば好むと好まざるとに関わらず、新しいビジネスモデルを模索するのが当然」だそうだ。
そう、当然ですね。
しかしその当然に対する批判もありえるわけで、初回されている「アンドリュー・キーン『The Cult of the Amateur: How today's Internet is killing our culture』」というのを読みたくなってきた。
批判書にはたぶん2種類あって、ひとつは行き過ぎた意見・事柄・流行などを正常に立ち返らせる目的のもの、ひとつはただのウケ狙い。
本書はどちらか?わからないのだけど、要約を読んでいるかぎりでは後者に近いのかもしれない。
とはいえ、ネットにおけるアマチュアとプロの境界線は限りなく細い線であり、プロになることはプロセスではなく成果にあると過仮定
するならば、どちらでも良い話なのだと思うけども。