三日でニコニコ

【ITpro Challenge!】開発者が語る「3日で作ったニコニコ動画」---ドワンゴ 戀塚昭彦氏:ITpro

なにかと話題のニコニコ動画
いざ誰かに説明しようとすると、意外に難しい。
「動画に再生時間ごとコメントが書き込めます」「ふ〜ん」
「動画に連動した商品が掲載できて、ユーザーが自由に登録できるんです」「で?」

使わないと分からないのは仕方がないのだけど、以下のコメントを見るとすごいことがよく分かる。
「基本的なアイデアは,動画と掲示板の融合だと思った。動画のURLを元にスレッドを作って,そこにコメントを書き込んでいく。書き込まれたコメントは,同じスレッドを見る他のユーザーに即時に通知され,コメントをクリックすると,(そのコメントを書き込んだユーザーと)再生位置も同期され,以後,その人とチャット状態になる」
つまりニコニコ動画の面白いところは「「動画を見ながら会話をするのは,自分の好きな2ちゃんねるの『実況板』(テレビの放送に合わせてユーザーがリアルタイムで書き込みを行う掲示板)みたいだと思った。動画にコメントを貼り付けるシステムであれば,祭りの時間(盛り上がっている時間)に居合わせなくても参加できると思ったので,すぐにやろうと思った」と,開発の動機を語る」とあるように、2chの祭りが動画上にループし続ける面白さが、ニーズとマッチしたものであろう。
ネタがネタを呼ぶニコニコ動画。ネタのループが市場を生み出した点はやはりすごいものなのだ。