ネット火消しは延焼鎮火型?

スラッシュドット ジャパン | 九州某県、ネット監視で祭られる!?

どことは言わないが、某県がネット監視会社を利用していることが記事になり、とたんに祭状態に。
祭りにしたがる気持ちはとっても分かる。ネット監視会社はビジネス的に「アリ」なわけだけど、ネット住人の精神構造を逆なでする存在でもあり、裏で動いていると分かるとからかいたくなるわけだ。
基本ネットの意見は公平であり開放的であり、かつ平均的なものである・・・と、いえるのかなぁと最近思ったりするけど。でもネットの情報には自浄作用が働いて、平均的なポジションに落ち着くと思っている(その情報が正しいとか、間違っているという問題ではなくね)
それは幻想かもしれないが、信じていた自浄作用を変にあやつろうとする存在が見えてくると誰でもイヤな気持ちになろう。
もっともネットで情報をすべて公開し、すべてにおいて公平であろうとすることはどんな企業、団体、自治体も不可能であり、可能な限り不要な情報はコントロールしたい方針は理解できる。そこに応えた(付け込んだ?)のがネット監視会社なわけで、クライアントの要望に対してコントロールすらわけだから反発もやむなしか。
ともあれ、自治体は公平かつ潔白でなくてはならない存在で、某県が変にネット監視会社を使ってればなんかあるんじゃないの?と誤解されないでもない。まさに自治体の性(サガ)なわけだね。