WEBのメディとしての捉え方

CNET Japan Blog - 渡辺聡・情報化社会の航海図/ウェブマーケティングとメディアの棲み分け

「”情報技術”の使われ方(=新しい”メディア”)は、「提供者」ではなく「使用者」側によって生み出されることもある(「消費者」というコトバは”購入した人”という完結系のニュアンスを持つため、”利用している人”というニュアンスで「使用者」というコトバで呼ぶ by ミシェル・ド・セルトー他。)」とのこと。
なかなか深い言葉である。
数年前のITバブルと云われた時代(あれは幻想だよね)には、なんでもWEBをメディアとして取り扱おうという風潮があった。
とにかくWEBサイトを作れば、ユーザーが勝手に集まって、自動的に企業イメージがあがて売上に繋がると。そしてうまくいかない時に、何も考えずに云うのだ「他所の企業は儲かってるのに!」
不味い餌には魚は寄らない。ましてや魚を見ずに餌は決められない。
WEBのメディアとして捉え方が正しくないモノにWEBは扱えないよ。既存メディアとの共存か?競合か?答えは最初から見えている。