ボランティアは目をつぶるけど給料をもらってればアウト?JASRAC意味不明な請求理由

JASRACがオーケストラ主催の無料公演に著作権使用を請求、話題に - スラッシュドット・ジャパン

全国各地のオーケストラが行なっているボランティアの無料公演などに対して、日本音楽著作権協会(JASRAC)が著作権使用料を請求し、議論となっているようだ。

請求対象となっているのはオーケストラの自主公演で、神奈川フィルハーモニー管弦楽団などは従来、県からの依頼によって養護学校などで行なっていたボランティア公演を今年4月から自主的なボランティア公演に切り替えたとたんに請求が来たという。また、名古屋フィルハーモニー交響楽団などでも年に20回ほど行なっている無料コンサートに対して請求が来た一方で、名古屋市主催のコンサートでは請求されていないという。

たしかに名古屋フィルハーモニー交響楽団は無料でコンサートを行っているわけで、結構楽しみにしている市民も多く人気が高い。
しかし自主的なボランティアと県や市から要請されたボランティアだと、どちらが公共のためになっているか?なんのためにJASRACが必要かを考えるべきだろう。
そもそもクラシックの著作権使用料は誰のためにあるのか(実際にはややこしい問題)
これが笑い話でないことが怖いものだ。