iモード涙目?ドコモのスマートフォン戦略はiモードビジネス延命処置

ドコモ、春にSIMロック解除、冬はスマートフォン7機種投入--ワイヤレスジャパン2010 - page2 - CNET Japan

ドコモとして、スマートフォンは今年度100万台の販売を目指すという。XperiaはOSを10月にバージョンアップする。9月にはiモードメールを導入するほか、先日発表した2010年夏モデルに加え、10月〜11月をめどにサムスン製のGalaxy Sを投入する。また、冬モデルは当初5機種を予定していたが、端末ラインアップをさらに強化するため、7機種程度を予定していると明かした。

 要望に応えて「おサイフケータイ機能、ワンセグを一部に載せたい」とし、ユーザーが自分に合ったスマートフォンを選べるようにしたいと語った。

スマートフォンへのiモードの取り組み
 9月からスマートフォンiモードメールを使えるようになる「spモード」を開始する。ソニー・エリクソンXperiaが発売されたとき、山田氏は「私の友達のうち買ってくれた人が3分の1。残りの3分の2は、iモードメールが使えたら買ってやろうと言ってくれた」と語り、iモードメールによってドコモのスマートフォンの利用が促進できるとした。2011年をめどにiチャネル、iコンシェルスマートフォンに取り込んでいくという。

 一方で、iモード端末はどうなるのか。iモード端末はすでに5000万台以上普及しているという。スマートフォンばかりということではなく、「iモードもがんばってブラッシュアップしていきたい。両軸をかけてやっていく」と強調した。

結局のところiモードという虎の子を生かすしかドコモ戦略は成り立たないわけで。