モッサリした動きの国内携帯が融合して何が良くなるのか心配

ドコモなど国内6社、アプリプラットフォームを共同開発へ

NTTドコモルネサスエレクトロニクス富士通NECパナソニックモバイルコミュニケーションズ、シャープの6社が携帯電話向けアプリケーションプラットフォーム の共同開発に合意しました。キャリアのドコモ、チップメーカーのルネサスに、最新の冬・春モデルに参画した国内メーカー4社が寄り合ったかたち。見るからにPowerPointなイメージ図のとおり、アプリケーションLSIとOS・ミドルウェアを繋ぐドライバ部分を中心に共同開発を行うことで、開発期間とコストの削減を狙います。

現在のドコモ向け端末はNECパナソニック連合がLinux富士通とシャープがSymbianをOSに採用していますので、今回のプラットフォームも両方のOSに対応します。ともすれば国内連合必死という構図に見られるかもしれませんが、プレスリリースの文言は「日本国内のみならず、全世界の携帯電話市場に提供を予定」といつも通りのドコモ節。さらに「AndroidなどのオープンOSへの対応も検討」するとのこと。具体的になにが良くなるのという点については、各社のノウハウを融合することで「アプリケーション処理能力の高速化による動画処理機能の向上や3Dグラフィック処理機能の拡充による更なるマルチメディア機能強化」を目指すとされています。

NECと同じなわけでパナソがもっさりした動きなわけで、さらに融合することで改善するならいいのだけで、あんまり期待してなかったりする。
というかAndroidでイイじゃんとか、スマートフォンじゃいかんの?とか思うのだが。