MSが虎の子を容易く放出するわけもなくoffice系はいつまでもサービスにはなりえない

Microsoft Officeは中途半端なクラウドコンピューティングになりそう

MicrosoftはOffice 2010の発売を間近に控えているが、これによって初めてこの巨大ソフトウェア企業は、Word、ExcelなどのOfficeアプリケーションをWindows Liveから無料のWebバージョンとしてリリースすることになる。

消費者はこれらのアプリケーションの基本機能を無料で使えるが、Microsoftはアドオンを有料化することで損失をカバーできると期待している。先週、Microsoftの企業部門担当社長Stephen Elopは、楽観的な口調で、利益率は縮小するかもしれないが(はっきり"する"と言いなさいよ!)アドオンの売上によって利益の額は底支えされると言った。

利益の維持に関する質問に、Caposselaの最初の答えはソフトの販売だ: "今いろんなことに取り組んでいるが、まず挙げたいのは、PCを買った人がOfficeを簡単に買えるようにすること。そのために、OfficeをプレインストールしたPCの提供を多くのOEMにやってもらっている。今年の秋からは、必要な人はOfficeをプレインストールしたPCをどこでも簡単に買えるようになる。"

日本ではほぼ100%と考えても良いのではないか?office系ソフトへの依存度は半端ではない。
少なくともビジネスに関わるものでは、無いと話ができない。macユーザーでもね。
そんなoffice系ソフトは非情にも無意味なバージョンアップ(少なくとも一般レベルの使い方では)を繰り返し、無限にお金を生み出す仕組みを作りあげた。
それも10年以上前から衰える様子も無い。
そこにきてwebバージョンなわけだが、ビジネス的に馴染むとも思えない。
たぶん九割のユーザーは有料アドオンは使いたくないだろう。
だってユーザーは高機能を求めているわけでなく、仕方なく使っているのだからね。