何処見てんのよっ!的なeブックリーダーを欲しいか?

読者の"目"が制御するeブックリーダーText 2.0, 狂気かそれとも天才の作品か?

このシステムは、本を読んでいるときの人間の目の動き...今どの文字〜言葉を読んでいるか...を正確に追尾し、それに基づいていくつかの対話的なアクションやサービスをリアルタイムで読者に提供する。視標追跡(eye-tracking)技術*は、非常に新しい分野だが、人間の目の動きという情報を正しくとらえて、システムがそれに正しく反応することは、とくに実用アプリケーションにおいては、このデモビデオが示唆しているほど簡単容易ではないだろう。〔*: 消費者が広告をどう見るか(例: 美女は見るが商品は見ない!?)、の検証に使われることもある。〕

しかし、一定の時間経過の中のあらゆる瞬間における、人間の目線の位置を正確にとらえることが可能なら、これまでになかったような、新しくて多様なシステムインタフェイスの可能性がひらける。目で制御するナビゲーション(Web閲覧など)や、目で制御するファイル管理などなど、その可能性は無限だ。全身麻痺の美術家が自分の目でスケッチを描ける、EyeWriterという製品がすでにある。でも、本題に戻ると、今ぼくのテーブルに置かれているのは、Text 2.0と呼ばれる、視標追跡の実装系なのだ。

なんか騒がしいeブックリーダー業界ですな。
目線は・・・大きなお世話だっ!