Webページ勝手に評価サービス

Googleなら成功する? ウェブページの注釈共有サービス、Sidewikiをローンチ(DotSpotにも似ている)

SidewikiはGoogle Toolbarの一部となる(Google Chromeには直接インストールされる)。ユーザーがボタンをクリックすると、どんなウェブ・ページを閲覧していても、左側のサイドバーにこのサービスが現れる。ユーザーはページ全体あるいは特定の部分についてコメントを入力できる。メール、TwitterFacebookでURLを送ることでコメントを共有できる(落ち目のMySpaceGoogleのパートナーであるにもかかわらず今回はサポートされなかった。もっともGoogleでは今後パートナーを増やすといっている)。ユーザーはSidewiki中にビデオをエンベッドすることもできる。

他のユーザーはコメントを読み、好き・嫌いを投票したりできる。この投票をベースにコメントを残したユーザーのランキングが作られ、それに基づいてSidewikiでの表示位置が決まる。ランキングが高ければ表示位置も上位になる。Googleによると、この仕組みは良質なコンテンツが上位に来て、スパムが下に沈んで目に触れにくくなるようにすることが目的だという。サイトを登録しているオーナーは自分の管理するウェブページに関しては常にトップにコメントを表示させることができる。

ちょっと前に勝手に人のサイトを炎上させるというサービス(?)があったけれど、数日で無くなったっけ。
Webサイトを評価する仕掛けづくりは面白いのだけど、seo的なアプローチをさらに意味が無くなる方向にしてほしい。