つぶやきに戦々恐々

「Twitter 効果」にハリウッドは戦々恐々 - スラッシュドット・ジャパン

映画の興行成績は今までも口コミに左右される部分があったが、それでも影響が出るまでには数日かかることが多かった。しかし最近の Twitter の普及により、この時間は封切り後数時間から数分にまで短縮されているようだ (The Baltimore Sun の記事)。

例えば、先日アメリカで公開されたコメディ映画「Bruno」は、封切りの翌日に 39 % も観客動員数が落ち込むというかつてない事態に晒された。これは、「Bruno」を観た観客の多くが Twitter で酷評し、それを見た潜在的な観客が映画館に行くのを手控えたからだと考えられている。プロによる映画批評よりも知り合いないし Twitter で follow している人の口コミを信じるという傾向もあるようだ。ある Twitter ユーザいわく「私の友達の多くはクレイジーな若者だから、『Bruno』みたい映画を映画批評家よりも好むだろうと思っていた。その彼らすらも『こんなバカ映画見ちゃいけない』と言っているわけだから、わざわざ見に行こうとは思わなかったわね。」

Twitterが効果的なことが証明されたわけね。
ということは、これを逆手に取るマーケティングも出てくるわけで。
急速に廃れる可能性もはらんでいると思う。