被害減少?それとも激増!?出会い系サイト規制の効果は?

スラッシュドット・ジャパン | 出会い系サイト、来月より年齢確認が必須に

「改正出会い系サイト規制法」により、来月から出会い系サイト業者に利用者の年齢確認が義務付けられるようになるそうだ。毎日新聞の記事によると、運転免許証の画像送信や、支払いをクレジットカードに限るといった年齢確認方法が提案されているようだが、実現は簡単ではないと思われる。

また出会い系サイトの運営は届け出制になり、無届けのまま営業した場合は、6 か月以下の懲役または 100 万円以下の罰金が科せられるとのこと。

出会い系サイトの弊害はずいぶんと前から、というかモバイル端末が出てきたころから分かっていたことなのだが、やっと厳格な規制が入るようだ。
しかし厳格といっても、身分証明書の提示とクレジットカード決済による情報漏洩の方が怖いわけで。カード決済もPマーク業者に限定されたりするのだろうが、アングラ化するのが目に見えている。海外送金で還流すると被害は拡大するだろうに。
出会い系サイトのすべてが犯罪的とは言わないけれど、アングラ化することでより詐欺的なものが増える可能性は高い。
ネットは広く情報を手に入れることが出来る反面、ワンクリック先は危険領域だったりする。抜本的な解決には少々遠いのではないかなぁ?