ますますマスの存在が・・・

GNJ_G頑張ろう、Nニッポンの、J人材!:マス広告をやめる勇気と、ウェブを使いきる知恵? - livedoor Blog(ブログ)

マス広告の崩壊?
あるような、ないような。
ウェブによって既存の広告は変貌し、また消費者も数年前とは異質なものになったかもしれない。
もちろん今までのマス広告が、そのまま正しいわけでなく変化無く生き残れる可能性も低いだろう。
また、ちょっとまえに業界人の決め台詞「まだ普及してないから」が(いや、数年前からただのうわ言だったけど)今になってもほとんど変化がないのもおかしな話だろう。テレビ局の人に聞くと、やはり広告収入は激減しスポンサーへの切り売りが当然になってきている。彼らもウェブに強く興味を持ち、新しい方法論を探しているのだが、まだ確立ができないでいるようだ。

さて、広告関連の業界から見るとウェブは新しい広告メディアとして見えるようで。
たしかにウェブサービスの主流は広告依存が激しく、流通と在庫の縛りから解放された電子データの固まりのサービスはダンピングか無料という消費経済にあるまじき存在である。
すべては広告収益という、どっかから降ってくるお金を受け取る雨樋のような商売のためであり、屋根が大きければ集まるお金も多い的なスケールメリットがすべてのビジネスモデルによって生まれたルールなわけで。広告が悪いわけではないけれど、他のメディアを衰退させる元凶になりつつあるのが痛い。
結局は広告全体から見て、シッポを喰っている状態がこれからも続くのではイカンだろうに。
メディアミックス?(古っ!死語か?)ちょっと違うな。ウェブも過去のマスの延長線であり、近くウェブも崩壊する。いや、すでに崩壊寸前だ。
それどころか、広告としてのウェブはもともと無かったのかもしれない。
これからは近いうちにでてくるウェブに取り代わるもっと違うものが重要になる。
そんな予感に誰もが気付いている。

なのでマスは崩壊寸前かもしれないけれど、ウェブに取り代わられるものでもないと思う。
たぶんウェブは広告の呪縛から解き放たれるだろうし、またマスを壊すのは次の「何か」であると。
で、「何か」って何よ。