著作園問題問題視委員会がひとまず決着

音楽配信メモ 私的録音録画小委員会の議論がほぼ決着しました

著作権問題はたしかに問題だが、それを過度の問題視した人たちの議論がひとまず終わったようだ。
いろんな意味でお疲れさまと、ネットに理解のある人(できる人)には言いたい。
ネットに理解の無い人(できない人と、理解しようとすらしな人も含めて)には、ひとまず良かったねと言いたい(じろりとにらみながら)

さて、ポイントとしては動画コンテンツになるわけだけど、ストリーミングとDLの認識の違いに苦笑いを禁じ得ない。
わざとぼかしているような気もするが「美味しくて苦々しい」youtubeの存在をはかりかねての中途半端な結論が見え隠れする。
コンテンツの既得権関係者(あえて関係者とする。なぜかというと直接の著作権に関わる人々よりもそれに群がる人々の方が声高だしねぇ)から見ると、youtubeの存在はとんでもなく嫌なものだろうが、すでにここまで普及したものを今更ながら極東の島国ごときの一部の関係者が叫んでも無駄なことが分かっているのだろう。
コンテンツ流通という目的からするとyoutubeの恩恵は無視できない。ただそれを損害と計算する物差しの精度がいい加減なので関係者と利用者双方にストレスがたまるわけで、そこを直さないままに決着をつけようとするのでおかしな議論になるのだろう。
ブラウザのキャッシュは技術的に見るとDLだが、一般利用者からみれば限りなくストリーミングに近い。
ゆえにyoutubeは合法だけど、違法DLはあかんよ・・・と。

と、アレに似てないか?
自動車は制限速度を守らないといけないけど、メーカーは200km/hも出る車を開発する。
メーカーがスピード違反を助長しているとも言えるので、メーカーは罰せられるべきである。
でも技術進歩は止められない。ゆえに規制はできないけど、とりあえず放置はしないよと。
・・・なんか違和感があるね。

結局その程度の結論しか出てないということか?


ここにもこんなことが・・・。
YouTubeの視聴は「ストリーミング」ではなく「ダウンロード」です - GIGAZINE