善意のブログ

ブログの倫理規定はどうあるべき?:CNET Japan オンラインパネルディスカッション - CNET Japan

ブログを書くことで金銭の授受があることは、当然ながらありえる話だろう。
もらったことないけど。

影響力のあるブログにおいて企業の提灯記事をのせることは、止めようとおもってもできる話ではない。
ブログを書くことは個人の自由であり、金銭なりをもらったとしても個人の責任において記事を書くわけだから、個人の利益につなげることは間違いではない。
それが逆に個人の不利益、つまり評判を落としたとしてもそれは個人の責任においてのものだろう。
倫理観念というより、自業自得である。
あからさまにウソなことを書いたら、どこかで責任を負う。
それを繕いながら、またウソを書く。
お天道様は見ているのだ・・・と、信じたいものだ。

ところで「雑誌のような活字メディアと異なり、すべてが可視化され、相対化されているのがネットの世界。そのトランスペアレントな世界では、純粋なエントリーのふりをして金銭や商品をもらって広告するということに対しては、紙の媒体よりも高い透明性が求められているのではないか」という意見もあったが、少々疑問を感じざるを得ない。
いやいやネットこそ不透明で、透明そうに見えるだけの存在も少ないと思う。
だって、人の顔が見えないからこそ社会常識のフィルタのかからない人間性が覗けるのがネットだ。覗いた先がきれいなことばかりではない。
信じられるものは自分の目だけなのだから。少々悲観的かもしれないけれど。