著作権問題ポータル化問題

JASRACなど、著作権ポータル構想を発表--有料化も視野に2009年1月開設へ:ニュース - CNET Japan

著作権を守ることは大切だ。
しかし著作権の既得権者利益を守ることがすべてではなかろう。
「創作者団体ポータルサイトは、著作の権利者情報や利用条件などの検索を容易に行える総合窓口」だそうな。
たしかに著作権に対する権利情報などを明確にすることは大切だ。一般の人が著作権に関わる権利を簡単に理解できる方法はあまりない。
しかしその前にもと解決すべきものはたくさんあるような気がする。
何かを創造することは素晴らしいが、権利というお題目が創造する行為を縛ってしまっては意味がない。
創造が創造を生むサイクルこそ望ましいと思うのだが、どうも今の仕組みがそうなっているとも思えない。
何か良い方法はないものやらね。

ところで、このポータルサイトは「協議会に参加する17団体が個々に情報データベースを構築し、そこから得た情報を利用者に提供する」らしく「実際の許諾についてはポータルサイト上ではなく、リンク先の各団体ホームページなどで行う」そうで。
「システムを整備するためのソフト費用などが莫大なものとなり、当初経費ではカバーできない」ほど、スゴい仕掛けのようだけど、ただのリンク集のような気がしないでもない。
やっぱり、先に考えることがあるのではないか?