日本でもYelpする?

地元店舗の批評サイト「Yelp」、急成長の秘密:スペシャルレポート - CNET Japan

「Yelpというのは急成長中のソーシャルネットワークで、地元の店舗など小規模ビジネスに関して、ユーザーによるコメントや情報を公開している」そうだ。
「ロサンゼルスとか、Yelpが3年前にサイトの運営を開始したサンフランシスコのような都市では、Yelpは地元の人が「Yelpする」という動詞として使うほどなじまれていると言えるかもしれない。Yelpは、「CitySearch」のような大手ローカルシティガイドと比べると、規模はまだ小さいほうだが、良くも悪くも小規模ビジネスの経営者の注意を引いているし、これらの大都市のいたるところにいるトレンディーな人たちや素人批評家の投稿熱をかき立てることにも成功している。そういうわけで、Googleが「ウェブ検索をする」という意味の動詞になったのと同じように、一部ではYelpが動詞になって「地元の人に批評を書き込まれる」ことを意味するようになっている」とは、非常に興味深い流行かたではあるが、日本ではどうなのだろう。
ブログを本名で書く傾向の強い米国と違い、日本は匿名の書込みが圧倒的だ。店舗の批評となれば、狭いエリア内での情報になるのでさらに匿名度が高くなる。日本ではすでにグルメ系の情報サイトがあり、レビュー機能があるにもかかわらずそれほど動いているように見えないのは、匿名性に隠れた日本人気質があると思われる。
もし「Yelp」が日本に生まれても、なんとなく背徳感があれば続かない。もうひとつ仕掛けがあると良いのかもしれない。