メディア解放戦線激化?

常在楽園 ブログ [雑記] 案外メディアの自由化は近いかもしれない

ほとほと日本人というのは世間に流される人種のようで、最近映画になったほんの20年程度前のバブルの頃の情景は今さらながら冷汗ものである。しかし当時バブル崩壊を論じたマスコミもほぼ無く、流説としてバブルは崩壊するよなどと聞こえていたものだ。人間は良い情報に耳を傾けたくなるもので、バブル崩壊を全然夢のように考えていたものも数多い。
さてそれから時は流れたわけだが、バブル当時のような賑やかしがそろそろ聞こえてきたようだ。景気回復というマジックワードが唱えられなんとなく就職バブルが起こっている。ただ、以前と違うのは今はネットがあり情報発信の個人化がすすんでいる点だ。
当時のキーワードは「イケイケ」、今のキーワードは「アゲアゲ」かな?ただ「アゲアゲ」で踊らないことが過去の反省だと思うけど、踊りたい欲望もあることだろう。ただ踊らされることのない世界は今必要なことだ。
既存のマスコミに求めることは、実はあまりない。マスコミは資本主義の元になりたっているのだから、みんなに踊ってもらうことが信条である。
そうね、昔なつかしのお立ち台ギャル(おぉ、死語だ)が大衆で、下からはやし立てているのがマスコミ。当然、下からじっくり堪能するわけ。
それって誰が得してる?
ただ究極に細分化されたマスコミ(マスじゃないな)もそれぞれの思惑における踊りを求めるわけで、一定の方向性を持たない世論の集合体が正しいとも思えない。
情報過多を防ぎつつ、情報の精査と非コントロール。考えることは山積みであろう。