ビスタどうですた?

スラッシュドット ジャパン | Vista発売、あなたは買いますか?

MSの新OSがリリースされる。
きっと今日の新聞やニュースで、何度も繰り返されることだろう。
画期的な新機能、安全で使いやすい次世代OS、待ちわびるMSユーザーの行列・・・。先日は名古屋市内でもVistaの看板カーが走っているほど、宣伝にもかなり力を入れているようだ。
たしかにVistaには期待をしている。95、98、meのやぼったいインターフェースからxpになってあか抜けた感じがしたものだ。さらに今回のOSでは洗練されたものになることだろう。
微妙な透過を使ってmacみたいとか、WidgetをGadgetsと呼んでみたり、検索ボックスで機能呼び出しって今どきコマンド操作か?とか、xpとの違いがよく分からんとか・・・。
先日ある雑誌で「荒俣宏がその昔OSはソフトクリームのコーンに例えた」ことを紹介していた。なるほどその通りで、あくまでも主役はコーンに乗っかる何かなわけで。そして、乗っかる何かが時代とともに変質や肥大していくとともにコーンも大きく変化することも確かだ。つまりVistaの登場は、IT技術の革新に伴う必要な再生といえなくもない。
しかしだ。googleの起こしつつあるネットアプリケーションの時代やwikiyoutubeの起こした知の共有、オープンソース化への流れなどOSの存在意義を疑う時代が来つつあると思う。今度のVistaが「ソフトクリームのコーン」ではなくPCの中央コントロールセンターになろうとしていることは明らかで、さらに押し進めて家電化することが今どきのOSに求められるものかは疑問だ。少々先行きが怪しくなった気がする。

まぁ、こんなジョークが出るのもよく分かる。
ビスタ4コマ漫画(英語)