ビックマック×2=メガマックなのに・・・

| ^^ |Byozine:秒刊ネットマガジン:: メガマック売り切れはマクドナルドの自作自演疑惑。

なんとなく一度は食べてみたいメガマック(でも、食べるとクドいと思う)どうやらとっても人気で安定供給ができない恐れがあるらしく、数量限定に切り替えるそうな・・・という記事にちょっと異論を投げかけている。とっても丁寧な解説だ。

たしかにメガマックは普通のビックマックの肉多め。
つまり吉野家でいうところの特盛なわけで。
メガマックが売れすぎる=ビックマックがいつもの倍売れているという状況(パンとかは同じなので正確にはイコールでは違ないけど)
・・・さすがに材料不足はあり得んだろう。
いかにどれだけメガマックが売れたとしても。

ということで、マクドナルドにも「大人の事情」があるということである。
もしくは「嘘も方便」かな?
「言ったもの勝ち」かもしれない。

他サイトからの情報より今回の経緯を推測。

マクドナルドでもっとも儲かるものはなんだろう?
公然の常識として、それはポテトらしい。
ハンバーガーは原価もある程度高く、そのためあまり儲けは少ない。
当然、賞味期限が短めの野菜などが入っているためにロスも多いわけだし。
そこでよく店頭ですすめられる「ご一緒にポテトも・・・」なわけで、あれはかなり原価の安いものらしい。
たしかにハンバーガー1個100円+コーヒー1杯100円で合計200円なのに、ポテトがついたセットだと430円になるわけで。ポテトのMが230円???(実際にはドリンクが100円から180円にスケールアップするけど、それもほとんど水が増えるだけだ)

もちろんポテトだけではなく、その他サイドメニューを付加することで利益率が良くなる構造になっている。
つまりハンバーガーだけ食べられては儲からないわけだ。

さて話を戻すと、通常のセットを食べてくれれば理想の利益率が上げられるマクドナルドなわけだけど、今回のメガマックは少々事情が違っている。
日本人には少々ヘビーすぎる商品なわけで、脂っこい肉を4枚もあればお腹一杯になってしまう。
「ご一緒にポテト・・・」なんて、さらに脂っこい固まりを食べるなんてちょっと御免だ。
すると理想の利益を上げるメガマックセット650円やメガマックスペシャルセットの730円ではなく、メガマック単体350円と100円コーヒーなどというもっとも利益の上がらない組み合わせが多かったのではないか?

メガマックも確かに一度食べてみたいという欲求はある。
しかし一度食べれば、1年くらいはマックの店頭に足を運ばないかもしれない。それほどマクドナルドに執心していない顧客はほとんどそう思うだろう。
話題だけで集まったメガマックを選ぶ客足よりは、ポテトを選ぶ顧客の方が大切なわけで、既存の顧客が今まで通り利益の良いセットを頼んでくれるサイクルを守りたいだろう。
メガマックが不自然に「売り切れたために発行されたクーポン」で来店回数がのび、かつ2回目はお願いだからメガマックは頼まないで欲しい。
そんなところではないだろうかね。